日本の中小企業・スタートアップのニーズ

少子高齢化と国内消費市場の縮小により、多くの日本企業にとって、もはや「海外進出」をオプションではなく必須の成長戦略と捉える必要が出てくるでしょう。ニッセイ基礎研究所の推計によれば、日本の家計最終消費支出は2025年頃に約316.2兆円でピークを迎え、その後減少に転じ、2050年には約279.5兆円まで減少すると予測されています。​これは約11.6%の減少に相当します。もはや「海外進出」できたらいいな、ではなく、やらねばならぬ、時代に突入していきます。しかし現地の情報不足や文化・商習慣の違い、言語の壁など、多くの企業様が海外進出の初期段階で様々な課題に直面します。また、海外に拠点を設立したり、現地社員を雇用するには、時間とコストがかかるため、特に中小企業やスタートアップにとっては大きな負担となります。一方で、越境ECや現地インフルエンサー連携、リモートオフィスなどの進出形態の多様化により、大企業だけでなく中小企業・スタートアップにもチャンスが広がっています。これに対し、既存のコンサルモデル（高額・長期契約・特定領域）では対応が難しいケースが増加しています。

海外事業開発専門家のニーズ

2025年からは団塊ジュニアや高度成長期に海外駐在した50代後半～60代のベテラン層が徐々に企業を退職するタイミングです。彼らが持つ「インドネシアの許認可事情」「中東商社の信頼構築ノウハウ」「ブラジルの工場設立実務」などは極めて希少性の高い実務知見となります。この“眠っている知見”を副業・スポット相談形式で流動化するプラットフォームは、社会的にも意義があり、企業のDX/グローバル化にも貢献できると考えています。その上、副業解禁やパラレルキャリアの進展により、現役世代も専門性を「副業」として活かせるようになってきています。特に海外で現役で活躍する日本人の専門家の方々に多くご参画いただくことで、より生の一次情報や知見、人脈を日本語でストレスなくご提供させていただけるサービスを目指しております。

SoberUpp

ソーバーキュリアス(お酒は飲めるがあえて飲まない人)向けコミュニティアプリのプロトタイプ作成中

StepUpp

ランニング・ウォーキング好きな人向けコミュニティアプリのプロトタイプ作成中

MaaS事業の東南アジア参入に向けた市場調査＆販売・マーケティングパートナー探索

クライアントはインフラからアプリまで様々な事業を展開する日系大手IT企業様。同社のMaaS(Mobility as a Service)事業を東南アジア市場で拡大するための市場調査並びに販売・マーケティングパートナーの探索をゼロベースでご支援。代表自らのネットワークから現地有識者を特定し、インタビューを通じた1次情報に基づく市場調査を行なった。並行してCold Callによる複数の販売・マーケティングパートナー候補を特定、クライアントとの現地での商談に繋げ、現地での足掛り作りに貢献。

革新的デバイスの海外展示会を通じた販路開拓

革新的な医療機器を国内で製造販売を行うバイオベンチャーにて、初の海外展示会に出展、最も注目を浴びた出展者(Most Scanned Exhibitor Award)として表彰を受ける。また展示会で知り合った顧客のフォローで展示会終了後そのまま中国に渡り、年間数億円～10億円規模の商談のリードを獲得。また規制の変化等に備えて中国以外で限られたリソースをどの国に注力すべきか、市場の成長性や規制等、様々な観点で分析を行い、バックアッププランの策定を行なった。

遠隔医療事業の国内市場参入に向けた市場調査＆戦略提言

クライアントは人材プラットフォーム事業を中核に様々な事業を展開する日系メガベンチャー様。海外市場も視野に入れつつ、まずは国内遠隔医療事業においてどの疾患にフォーカスすれば収益が最大化出来るか、厚生労働省が公表しているデータやRESAS等のオープンデータを複数組み合わせて可視化するダッシュボードを作成し、データに基づき提案を行った。

AI x スポーツ SaaSの補助金獲得と新規顧客開拓

クライアントはAI x スポーツSaaS(Software as a Service)の大学発スタートアップ様。経済産業省の探究・校務改革支援補助金を獲得し、アポなしの電話営業から初めての学校機関への実証導入まで繋げる。合わせて、国内外のアクセラレータープログラムや補助金の探索から申請・獲得、その後の営業代行までを一貫してご支援中